片付けられない人のための整理・収納術をステップごとに解説

片付けられない人のための整理・収納術をステップごとに解説
はじめに

部屋をきれいに保ちたいのに「掃除が苦手」「なかなか片付けられない」「長期間散らかし放題」という方は少なくありません。片付けられない理由としては、単に片付けが苦手というだけでなく、性格、ストレス、多忙など様々なケースがあります。

片付け上手になるためには「意識を変える」「悪い癖をあらためる」「整理・収納のコツを覚える」ことにより、誰もがキレイな部屋をキープすることができます。この記事では、片付けが苦手な方に効果的な片付け・収納術をご紹介します。

片付けられない人ってどんな人?

整理・収納画像1

「物を片付けられない」「片付けが苦手」という人は男女ともに多いですが、その特徴は大きく4つに分けられます。片付けられない人は、「だらしがない」「怠慢」というように性格的に問題があるというイメージで見られがちですが、ご覧のように必ずしも性格だけが理由ではありません。

①片付けが苦手、怠惰、面倒くさがりなど性格的なもの
②忙しくて時間が取れない
③ストレスによる精神的なもの
④病気によるもの(ADHD:注意欠如、多動性障害)

私は「片付けは得意ではない」「整理整頓が苦手」というように自覚症状がある人はいますが、部屋が散らかっているにもかかわらず「そんなに汚れていない」「十分片付いている、許容範囲だ…」と認めようとしない方も中にはいます。いわば、部屋が散らかっていることに慣れてしまっている状態です。

ご自身の部屋や職場の机が以下のような状態の人は片付けが苦手なタイプです。該当する箇所は無いでしょうか?

  • 床に物が散乱している
  • 洗濯物がたまっている
  • 物がダンボールにしまったままになっている
  • 使わなくなった物が部屋にたくさんある
  • どこに何があるか分からなくなることがある
  • 職場の机が書類で山積み
  • パソコンのモニターがファイルで埋め尽くされている

片付けることが苦手な人の特徴

物を捨てられない

「不要なものはできるだけ捨てる!」これをおこなうだけで部屋はかなり片付きます。しかし、物が捨てられない人の心の中には「もったいない…」「後で何かに使えるかも…」という理由がチラつくようです。

そのせいか、本当に必要かどうかの判断をしないまま、物をどんどんため込んでしまう傾向があります。当然、部屋には物があふれ、整理整頓や収納はできずに、散らかったまま放置してしまうという悪循環になります。物を捨てられずにとっておく人には「片付け下手が多い」と言われるゆえんです。

後でまとめて片付けようとする

今は忙しいから、「後でまとめて片付けよう…」「もうちょっと散らかってから片付けよう…」と、何でも「まとめてやったほうが合理的だ」と考えるタイプの人がいます。

効率を重視して、後でまとめてやろうとしたときには、部屋中が散らかり放題で「どこから手を付ければいいか分からない」というように収拾がつかなくなります。そうなると、片付けにたくさんの労力が必要になるため、とりあえずの対処的な掃除・片付けしかしなくなります。結局、部屋はいつまで経っても片付かないままです。

片付けの基本は、思い立ったらすぐにやることです。「まとめてやる」という考えは無くして、すぐに片付けるという習慣をつけることが大切です。

都合の良い理由を作って先延ばしする

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片付けするのが億劫なため、「今週末は用事があるからできない」「今日は疲れたのでやらない」など、自分に都合の良い言い訳を作って先延ばししてしまいます。

毎回先延ばしを続けることにより、結果的に部屋は荒れ放題になります。「いついつまでにやるぞ!」という期限を設けないと、人はすぐに楽をしようとするものです。必ず期限を切って片付けに取り組みたいものです。

飽きっぽい、長く続けられない

「飽きっぽい人」「長続きしない人」も片付けが得意でない傾向にあります。片付けを始めたばかりのときは勢いよくできていたのに、何か別なことに気を取られてしまい、結局は途中で放り出してしまうケースよくあります。

片付けは集中力が必要な作業です。気持ちのスイッチが入らなければ、いざ作業を始めても手際よくできません。集中できる日に改めておこなうのが良いでしょう。

買い物好き

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買い物好きの中にも片付けができずに悩んでいる人はいます。「安い」「無料」「限定」に弱く、ついつい不要なものまで買いこんでしまうタイプがそうです。

このような人は、「使わない物を買ってしまう」「同じ物を買ってしまう」「セールでまとめ買いする」ことにより、不要な物が増え過ぎてしまいます。結果的に「収納に入り切らない」「どこに何があるのか分からない」というように、片付けができなくなります。

収納アイテムを増やそうとする

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増えすぎた物や散乱した物をとりあえず収納ボックスに入れてしまおうと考える人がいます。物をしまい込むことで、片付けた気分になって安心してしまいます。

収納ボックスにしまい込むのも片付けには間違いありませんが、どこに何をしまったのかを忘れてしまいがちです。同じものを買う、不要なものを買うことになってしまい、結局は物が増え続けることになります。

無気力・無関心

片付けは「やるぞ!」という気合が必要です。無気力な状態の人、そもそも片付けに対して無関心なタイプの人の部屋は言うまでもなく物が散乱して汚くなります。

無気力・無関心の人の中には、自分の興味の対象外のことは関心を示さない人が多いですが、これは部屋が散らかっていることに対しても同様です。「散らかっているのは分かるけど、まぁ、いいか…」と片付けをしない自分を許容してしまうタイプの人も多く見られます。

これで解決!片付けられない人向けの整理・収納術

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片付けられない原因が性格や怠け癖によるものであれば、きっと改善できるはずです。ここでは、その改善方法を段階別にまとめました。以下の手順で整理整頓、収納をやってみましょう。

STEP1 まず物を捨てる!増やさない!

きれいに片付ける一番のコツは、何よりも物を減らす、増やさないということが重要です。いわゆる断捨離の決行により不要な物を処分することです。「季節ごとに使わなかったものを処分する」「無駄な買い物はしない」を徹底して、家の中の物の量を一定に保ちましょう。

  • 過去1年間使っていない物は捨てる
  • 思い出の品も、写真に撮って保管する
  • どうしても捨てられない物は、友人など第三者に捨ててもらう
  • 100円ショップなどの安い物はなるべく買わない
  • 書類はデジタル化する
  • フリマアプリやリサイクルショップなども有効活用

STEP2 持ち物を把握する

この段階では、部屋に「必要なもの」だけが残った状態です。次のステップとして、今あるものを分類して仕分けしていきます。

① カテゴリーで分類する

衣類や本・雑誌、音楽、趣味に関するものなどをカテゴリーで大きく仕分けします。

② 使う時間軸で分ける

仕分けたカテゴリー別に、 「今すぐ使う、普段使う(日用品)」「半年後に使う(衣替えに合わせた衣類。暖房器具など)」「年後には使うかどうかわからない」というように、使用する時期やタイミング別に仕分けます。

③ 好き/あまり好きでないで分ける

特に衣類などにあてはまりますが、上記の時間軸で分けたものを、「好き」「あまり好きではない」の感情軸で分けておくと、収納場所や取り出しやすさなども決めやすくなります。

このような仕分け方法を使うだけでも、今ある物が把握できて無駄な買い物をせずに済みます。それと同時に、これ以上は物を増やさないという動機付けにもなります。

STEP3 物の住所を決める

次に、それぞれの物を「収納する場所=住所」を決めます。住所の決め方は下記のとおりですが、この段階では、その収納方法までは細かく決めなくても大丈夫です。

① カテゴリー別に違う住所にする

本を置く場所、衣類を置く場所など、同じ所に複数のカテゴリーを一緒に置かずに、カテゴリー別に違う置き場所を選ぶようにします。

② 使用頻度ごとに分ける

使用頻度に合わせて収納すると分かりやすくなります。収納場所の奥に「使うかどうかわからないもの」を置く、前の取り出しやすいところに「日常的に使うもの」を置きます。手前と奥の配置だけではなく、上下で配置するなど、その方法も工夫します。

STEP4 使いやすく収納する

収納は、おしゃれに素敵に収めようとすると時間ばかりかかって上手くいかないことがあります。できるだけシンプルな収納を心がけると良いでしょう。

① 収納家具や小物を増やさず、今あるもので対応する

収納用の小物も新たに買えば、また物が増えるだけです。なるべく今ある物で対応します。

② よく使うものはわかりやすく取り出しやすいようにする

頻繁に使う物は手が届きやすく、透明の収納ケースを採用するなどして、探しやすさを最優先します。

③ 収納スペースに余白を設ける

収納スペースに余白があれば、そこにはギチギチに物を詰め込んでしまいがちです。収納がぴったりだと「物を探しづらい」「出し入れしにくい」という問題が生じます。2割ほどの余白を残すと良いでしょう。

STEP5 片付け癖を循環させる

片付けは習慣化させることが大切です。日常生活で毎日以下の3つの癖を繰り返しおこないましょう。

①床に物を置かない
②使ったら戻す
③1つ買ったら1つ減らす

この基本を繰り返すだけで、きれいに片付いた部屋を維持することができます。常にきれいに片付いている部屋は「もう散らかしたくない」という気持ちが強くなります。このような好循環を繰り返しましょう。

まとめ

どんなに片付けが苦手な人でも、部屋をきれいに保つことで「自分を認めることができるようになる」「自信が生まれる」「気持ちが落ち着く」というものです。片付けの習慣や収納の上手な使い方が身に付けば、「部屋が汚れる」「散らかる」ということがイヤになります。掃除・片付けが習慣になります。

主婦の方はもちろん、独身男女も、きれいな部屋で快適な生活をおくるために、片付け・収納にぜひトライしてみて下さい。

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