「シンプルなインテリア」を簡単に取り入れられるコツ!

「シンプルなインテリア」を簡単に取り入れられるコツ!

はじめに

あなたは「シンプルインテリア」と聞いてどのようなイメージが頭に浮かびますか?素朴で木のぬくもりあふれるナチュラルなインテリア、モノトーンのモダンなインテリア、物があまり置かれていないすっきりとしたお部屋・・・など、様々なイメージが浮かぶのではないでしょうか。

無駄な装飾や不要な物を取り除いたシンプルな生活に憧れる人は多いですが、どのようなことを心がければ、部屋がシンプルでおしゃれになるのでしょうか。ここでは、シンプルインテリアの考え方、実際に部屋のレイアウトやコーディネートに取り込むコツなどをご紹介します。

「シンプルインテリア」ってどんなスタイル?

シンプルインテリア

「シンプルインテリア」には2つの意味があります。自分のライフスタイルの主義として、生活に必要な家具や装飾品だけを残して、要らないものは持たずに生活をするという考え方。もうひとつは、装飾や無駄をなくしたシンプル(簡素)なインテリアスタイルのことをいいます。

例えば、「色のトーンを揃える」「単一素材に揃える」「ナチュラルテイストにする」「余計なデザインは削ぎ落とす」などが、シンプルインテリアの要素になります。

部屋をおしゃれでシンプルなインテリアにするポイント

控えめの配色

「部屋をシンプルなレイアウトにしたい」「おしゃれにコーディネートしたい」という、シンプルインテリアにするポイントについて下記にまとめました。

色・配色 

シンプルな部屋作りでは、色選びと配色の設計が大切になります。シンプルインテリアは一般的に、ホワイト、ベージュ、木目、モノトーンなどが多く使われます。全体のバランスで気をつけるべきは「多色にしない」「原色はあまり使わない」「柄や縞模様の色は少なくする」ことです。

ファッションでもシンプルなコーディネートは3色までで、同じトーンの色を選ぶことが大切だと言われます。ただし、同系色ばかりでまとめると単調な雰囲気になります。アクセントとなる差し色をいくつか使うと、シンプルかつおしゃれ度がアップします。

レイアウト

部屋をコーディネートする際には、メインで配置する家具を中心にレイアウトを考えます。リビングにはソファとソファテーブル、寝室ならばベッドというように、必ず中心となるアイテムがありますが、その家具をどこに設置するかをあらかじめ決めてから、その他の家具や調度品の設置場所を考えます。

レイアウトのバランスが悪いと、せっかくの美しい家具が引き立たなくなります。シンプルなインテリアにするには、空間の使い方が大切です。「部屋を広く見せる」「空間に奥行きを見せる」ことにより、すっきりと落ち着いた空間演出が可能になります。そのためには部屋の両サイドを有効に使い、余計なものは置かずにシンプルなレイアウトを心がけましょう。

家具選び

家具は装飾が多い物は避けて、スッキリとしたシンプルなものを選びます。部屋の広さや他の家具とのバランスを考えて「大きすぎない」または「小さすぎない」商品を選ぶことです。

モダンテイスト、アジアンテイスト、北欧風、など、いずれにしてもセットで使う家具(ダイニングテーブルとダイニングチェア、ダイニングソファとダイニングテーブル)は、統一感を持たせることが大切です。

見せる収納

収納はこれまでは表に見せないというのが前提でしたが、最近では「見せる収納」というインテリアとしての要素を加味した収納グッズが注目されています。このような見せる収納グッズもシンプルなインテリアを構成する道具として利用できます。雑貨店や100円ショップなどで購入できます。

【見せる収納グッズ】

  • 扉なしの収納棚
  • シンプルな本棚
  • ステンレス・網のかご
  • オープンな食器棚
  • コットン、プラスチックのボックス
  • フックの壁掛け

部屋別「シンプルインテリア」の取り入れ方

シンプルなインテリアは、家具選び、色、レイアウト、収納などの工夫次第ということが分かりましたが、次に部屋別の「シンプルインテリア」の取り入れ方をご紹介します。

リビング

シンプルインテリアのイメージ(リビング)

家族が集まる場所であり、来客もあるリビングは、部屋の中でも最もインテリアにこだわりたいスペースです。「シンプルなレイアウトにする」「スッキリした家具を選ぶ」「色を使いすぎない」という3つを基本にコーディネートしましょう。

また、リビングの中には「余計な家具や小物は置かない」「テーブル・ソファに物は置かない」「私物は置かない」など、“家族でルール”を決めておく必要があります。

【リビングコーディネートのヒント】

  • 白い壁のリビングに、チャコールグレイや淡いグレイのカーペットやファブリック類、ナチュラルな木の色調の家具で統一
  • モノトーンと木目を基調としたインテリアで落ち着いた印象のリビング。壁に赤のウォールステッカーでアクセント
  • グレーカラーを基調としたリビングスペース。差し色にファブリック類でピンクを利用してあたたかな印象に

寝室

シンプルインテリアのイメージ(寝室)

寝室はゆったりとくつろぐ場所であり、良質な睡眠をとるための場所です。そのため、シンプルなインテリアでリラックスできる空間にしたいものです。ベッドは装飾性が少ないあたたかみのあるデザイン・素材の物を選ぶ。室内に置く「スタンドライト」「タンス」の色・デザインに統一感を持たせる。「ベッドカバー」「枕カバー」の配色をコーディネートすることがポイントです。

【寝室コーディネートのヒント】

  • 部屋全体をホワイトとベージュで統一し、寝室で重要な清潔感を演出
  • モノトーンをベースに仕上げた寝室に、薄いピンクのインテリアアイテムや柄入りのクッションカバーで差し色効果を出す
  • 淡いパステルカラーを使った子供の寝室。同じデザインの収納ボックスの利用で、散らかることもなくすっきりとしたお部屋に

ダイニング・キッチン

シンプルインテリアのイメージ(キッチン)

食器や調理用具で物があふれがちなキッチンやダイニングは、色や素材感を揃えてまとまりのある印象に仕上げます。使わないものは「隠す収納」、よく使うものは「見せる収納」で、すっきりと見せるように工夫します。

ダイニングテーブルや、キッチンの作業台、棚などは白や木目調など、清潔感あふれるシンプルな風合いにまとめます。ナチュラル系の色のベースにすることで、季節の料理、和洋中の食器などにもよくマッチしますので、1年中飽きることがありません。

キッチンでは、普段使わない食器や調理器具は棚やシンク下の収納スペースに置いて「隠す収納」にします。また、調味料、調理器具、洗剤など普段使用するものは、収納小物を使って「見せる収納」にします。

【ダイニング・キッチンコーディネートのヒント】

  • 見た目がお洒落な調味料の小瓶やアイテムなどは、「見せる収納」でバランスよく配置
  • 見せたくないものを、きれいな布などで目隠しをする
  • 洗剤やハンドソープの入れ物のカラーを統一する  など

トイレ・洗面所・お風呂

トイレはその家庭の生活感やセンスがもっとも出やすい場所です。水回りには、掃除グッズ、消臭剤、トイレットペーパーなどの物が増えがちです。シンプルに保つためには「物を置かない」「目に見えないようにする」という工夫が必要です。トイレットペーパーなどは、収納にしまう、ボックスかごに入れる、布で目隠しするなど“見えない化”をおこないます。

玄関

玄関は家の出入りであり、その場所がシンプルかつキレイであれば、外出時・帰宅時の気分が良いものです。来客時のお客さんも、「そこに住む人」「その家」に対する印象は明らかに変わります。

玄関は、まず靴や傘を出しっぱなしにしないことが大切です。備え付けの靴箱にきちんと収納する。入りきらなければ、シンプルでたくさんの靴を収納できるボックスを設置します。

シンプルインテリアって難しい?よくある失敗例

シンプルインテリアの考え方を、部屋や普段の生活に取り入れることで上質な生活が実現できるかもしれませんが、失敗する例も少なくありません。

寂しく、あたたかみの無い印象になった

たくさんの色を使わずに、モノトーンでモダンな印象に仕上げようとしたものの、全体的に暗くて寂しい印象になることがあります。また、金属やプラスチック素材のインテリアをたくさん設置することにより無機質な印象になることもあります。シンプルインテリアはそこに住む人が快適に暮らせるかが重要です。寂しく、あたたかみの無い部屋は暗く沈みがちになります。

物がなさ過ぎて殺風景になった

「シンプルインテリアは部屋に余計な物を置かないのが前提である…」という考え方にこだわり過ぎるあまり、部屋のインテリアや装飾品を徹底して少なくするケースがあります。そうすると、人間の感覚を刺激するアクセントが無くなるため、部屋が殺風景なただの箱のように見えてしまいます。

大きな家具が部屋を圧迫している

部屋のサイズを考えずに大きな家具を設置したことにより、その家具が空間を圧迫するということがあります。そもそも、シンプルなインテリアにするなら、室内を占拠するような大きな家具を部屋に置くのはNGです。部屋のバランスを崩すような大きな家具や装飾品は、部屋の快適性を著しく損ないます。

アジアンテイストと北欧テイストが混在している

部屋の物が同じ色に統一されているならOKという考え方から、例えばアジアンテイストと北欧テイストの家具やインテリアが混在している部屋があります。2つのテイストが案外とマッチするケースもありますが、たいていはデザインテイストの違いによりミスマッチになります。シンプルインテリアは使用する家具・調度品など統一感を持たせることが大切です。

計画性の無い収納設計

それぞれの部屋に置いてある収納グッズがバラバラでは、シンプルデザインとはかけ離れた部屋に映ります。

部屋全体で使う収納グッズは、サイズ、色、メーカーを統一することにより、シンプルデザインとしての統一感が生まれます。しかし、実際にはすべてを統一するのは難しいケースもありますので、最低限テイストだけは同じ方向性にしたいものです。

まとめ

部屋という限られた空間をどのように演出すれば、リラックスできるのか?快適に生活できるのか?シンプルインテリアは簡単そうで奥が深い考え方です。どんな家具を選ぶのか、どんな色にまとめるのか、レイアウトやコーディネートのセンスも問われますね。不要なものは無くして生活をシンプルにデザインしたいという方は試してみてはいかがでしょうか。

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