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農林水産省がワープロソフト「一太郎」の使用を事実上禁止する通知を出した? これからは「一太郎」ではなく「Word」をつかうべきなのか?

デスjクトップエンピツ

一太郎は、禁止されるべきワープロソフトなのか

政府内で相次ぐ法案の表記ミスなどを受け、農林水産省がワープロソフト「一太郎」の使用を事実上禁止する通知を出した。
こんなニュースがネットに流れた。「一太郎」は、どんな理由で事実上禁止されるに至ったのだろうか?

ワープロソフトの「一太郎」、図形ソフトの「花子」、表計算ソフトの「123」。懐かしく感じる方もいらっしゃるだろう。
純国産ソフトの「一太郎」は、日本語入力FEPの「ATOK」の優秀さもあり、ファンが多かった。
外部リンク:https://atok.com/index.html

今回の「一太郎」禁止の流れは表記ミスの多発ではなく、外部との互換性のなさが原因とのこと。
それでは「一太郎」は本当に互換性が低いのか?「一太郎」から「Word」や「PDF」形式への保存は可能。
ソフトに少し詳しい人ならPlayOnMacというフリーソフトをインストールすることでMac環境で一太郎ビューワを動かすことも可能だ。コピペ限定なら他環境への移行もできる。
「言い回し」のプロである弁護士や、裁判官の間で評価された変換機能も魅力的だった。

ビジネスソフトのデファクトスタンダード「Office」

wordしかし世の中ではWindowsの普及とともに「Word」が台頭、ビジネスの世界では「Word」と「Excel」がデファクトスタンダードになった。

「ATOK」を装備して一世を風靡した「一太郎」はなぜ「Word」の後塵を拝することになったのか。

「Word」の開発元のマイクロソフトは、
指定機関のの大学生、専門学校生に「Office」を学生の間は無料で使用できるサービスを提供している。
研究発表などに使用される「Power Point」なども含めて「Word」と「Excel」などの「Office」は、
教育界ですでにデファクトスタンダードになっていたのである。

それに加えて、現代では外部リソースとの連携は当たり前で互換性が優れている製品は評価される。

コロナ禍によるリモートワークでの環境の統一の流れもあり「Office」一強の時代はしばらく続くだろう。

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