違いを作る
ブログ

Wi-Fi6、メッシュWi-Fi、Wi-Fi環境について考えてみよう。

Wi-Fi_P

昨年、コロナ禍においてのリモート会議や子供達のWEB授業に対応するために自宅のネット環境をリニューアルしました。

子供部屋でのネットの繋がり方が安定せずyoutubeなどの再生が途切れたりする症状を改善するために、古いWi-Fiルーターや中継器を全て入れ替えました。

速いWi-Fi、障害物に強いWi-Fi

大まかにはネット回線のつなぎ方にはインターネットプロトコル4(IPv4)とインターネットプロトコル6(IPv6)の2種類があります。

インターネットが普及して、特にアジア圏で「IPv4アドレス在庫枯渇」が問題になってIPv6への移行を進めていますが現在はまだIPv4が一般的です。

家庭やオフィスにきている光回線の速度が同じならば体感できる速度の差や切れにくさは、Wi-Fi環境に左右されます。

みなさんも速いWi-Fiと遅いWi-Fiがあることは、なんとなく肌で感じていると思います。

現在使われているWi-Fiには規格としてWi-Fi4、Wi-Fi5、Wi-Fi6がありますが、ほとんどがWi-Fi4、Wi-Fi5環境だと思われます。

Wi-Fi6は昨年くらいから一般化してきた規格でWi-Fi5の約1.4倍の速度が出ます。

今年になってWi-Fi6ルーターや端末の対応機種が出揃ってきました。
これからWi-Fi環境をリニューアルされる予定の方には長く使えるWi-Fi6をお勧めします。

Wi-Fi5やWi-Fi6など同一の規格でも2.4GHz帯と5GHz帯のふたつの電波の帯域が存在します。
簡単にまとめれば2.4GHz帯は壁などの障害物に強く5GHz帯は、スピードがあり通信が安定しています。

それぞれの特徴を生かして、繋がりにくい場所には2.4GHz帯を繋がりやすい場所にはスピードのある5GHz帯を設定するのが定番です。

安定したWi-Fi、メッシュWi-Fi

広い場所や別の部屋でWi-Fiを使う場合中継器を使用してエリアを広げるのが一般的です。

メインのWi-Fiルーターを高出力のものにするのも一つの手ですが、日本は法律の規制がきびしく、アメリカの1/100の出力までしか認められていません。

そこでメッシュWi-Fiという選択があります。mesh

筆者も自宅、撮影スタジオの2箇所に設置しました。

ひとつひとつの出力は高くないのですが、専用のルーターを何台か設置して網の目のようにエリアを広げる仕組みです。

一般家庭なら2〜3台のルーターを使用すればほとんどのエリアをカバーできます。

Wi-Fi6規格のメッシュWi-Fiという製品も発売されています。

個人的には気に入っていますが、欠点はすこし高価な出費になることです。
TP-link メッシュWi-Fi

 

オンラインゲームに強いのは有線? Wi-Fi?

家庭でオンラインゲームを楽しんでおられる方も多いと思いますがオンラインゲームの激しい負荷を考えると、
メッシュWi-Fiや、ゲーム用のWi-Fiルーターを導入がおすすめです。

それとも安定した有線での接続を見直してみるのも賢い選択です。

しかし有線接続でも、ひと昔前の家庭内配線はカテゴリーの低い線材が使われていたり、
古い規格のハブが残っている場合があるのでチェックを忘れないように。

家庭に来ている光回線の多くが理論値1Gbpsです。
あくまで理論値なので現状のWi-Fi接続の場合、
実効速度は受信時100Mbps前後です。(ストレスは感じないレベルですが)
サービスの始まった5Gが受信時最大4.1Gbps、
送信時最大480Mbpsの通信が可能だということを考えると家庭内でも5G常時接続がWi-Fiの代わりになる日が来るかもしれません。

そのためには5Gの環境が整備されてエリアが広がり、サービスの上限がなくなることが条件です。

関連記事一覧

検索

Twitter でフォロー

トップへスクロールする