今からでも遅くない、自社コンテンツのオンライン化への対応が大きな利益を生むキッカケに
オンラインコンテンツとは一体何でしょうか?
自社サイトもオンラインコンテンツの1つです。
企業の活動や情報も特定のユーザーにとって有益である以上、オンラインコンテンツなのですが、それだけでは大きなキッカケにはなりにくいです。
スマートフォンの登場、SNSの利用者の拡大に伴い、誰もが簡単に情報を交換し、発信者になれる時代。
リニューアルによるサイトコンテンツの向上以外にも、もう一つ別の切り口を持っておくべきだと思います。
コンテンツによるマガジンの発信やSNSの情報提供。
サービスのアプリ化…などなど、多くの企業がオンラインコンテンツ化に注力しています。
自社サイトへの集客の為のオンライン化は、今からでも遅くありませんし、まだまだ未開拓の分野でもあります。
目次
集客に繋がるコンテンツ作りが大きな利益を生む
「オンラインコンテンツ」と言っても企業や媒体によって様々に存在します。
サブスクリプションサービスの様な月額コンテンツは以前から存在しましたが、サービス内容の拡充・ユーザビリティーの向上などを経て、継続利用してもらえる様な形にシフトしています。
アパレル関係ではモール型店舗への出店から、自社サイトでも販売対応を可能にしている点も最近の特徴です。
SNSでユーザーのコーディネートを募り、投稿を一覧で紹介するシステムを介して商品アピールを行い販売する等。
企業アピールなどもオンライン化の1つでもあり、販売する商品が無くともサイトへの「集客」が売上げの底上げにつながります。
オンラインコンテンツの最大の特徴として「無料利用」をコンテンツの概念にした点にあります。
もちろん実際の店舗などであっても、無料のサービスは存在しますが、端末さえあればどこからでも無料で利用できるという部分が多くのユーザーを取り込む事に成功しました。
サービス利用時には会員登録を設ける事で、自社のコンテンツターゲットを明確にすることもできます。
こういったオンラインコンテンツ化の対応は、コロナ禍という状況もあり、技術の進化と共に利用者は益々増えて行くと予想されます。
株式会社三越伊勢丹ホールディングスではアプリを介したオンラインコンテンツの提供を行い、実店舗への誘導もオンライン化に対応しています。
オンラインコンテンツのアプリ化はユーザー側からも使いやすく、情報提供もしやすい反面、開発にコストが掛かる点もあります。
オンライン化はトライアンドエラー、ユーザーが求めているものが明確化される
新作の商品やオススメ・イチオシ商品ではなく、違う商品の売り上げが好調。なんて話は実店舗でもあります。
オンライン化はアクセスによる数値が明確化されるので、どんなに優れた商品であっても、運営側が予期しない結果になる事も多々あります。
コンテンツがユーザー側にとって使いやすさ、見にくさなどを解消する事は、オンライン化をするにあたり想定しなければなりません。
ユーザーの反応は非常に重要です。
実際の店舗でも同じことが言えますが、あくまでもオンラインコンテンツはサービスの側面が強いです。
アクセスが何処に集中しているのか・何が足りないか、などオンライン化してみて分かった事を解消していきながら出来上がるコンテンツでもあります。
SNSの利用と情報提供から始まる集客
SEO対策やコンテンツによる集客も大事ですが、オンラインコンテンツを行うにあたりSNSとの連動は必要不可欠になりつつあります。
大手企業なども自社の情報提供はSNS投稿から始めたり、キャンペーンの告知をSNSを介するなど、利用者の多いコンテンツへの進出は有効的に行うべきだと思います。
参考リンク:企業における成功するSNSの活用法と事例について
SNSマーケティングの成功事例から学ぶ企業の「SNS×オウンドメディア」活用
投稿がバズる(いいねやシェア数が大きく獲得できる)→アカウントへアクセスが集中→ユーザーがサイトへアクセス(集客)
というSNSならでは一連の流れが特徴的です。
TVアニメ『約束のネバーランド』のデザインをウォークマンとヘッドホンの付属ケースに刻印。本商品のために描き下ろしたスペシャルパッケージでお届けします。また、購入特典として、描きおろしオリジナルカレンダーもプレゼント! https://t.co/cNduSVlZWi pic.twitter.com/LIORfrJBwI
— Sony (Japan) (@sony_jpn) March 11, 2021
当社関西工場の入口の屋根は「カップヌードルのフタ」なのです。
ちなみにこの工場、年間最大10億食作れます。 pic.twitter.com/3ZcZ95f8r7
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) March 10, 2021
企業とコラボレーションを行ったキャンペーン型SNSや、自社工場のアピールなど、ユーモアを加えた投稿がバズるキッカケにもなり、最終的には集客へ繋がる事例も多く存在します。
オンラインコンテンツ化はアイデア一つで多様に対応ができる
数年前までなかったサービスが瞬く間に広まり、それが当たり前に利用される事になる現状がウェブコンテンツ・マーケティングの世界ではしばしば起きます。
オンラインコンテンツ化は、これまでなかったサービスを実現化できるチャンスでもあります。
もちろん、様々なコンテンツを参考に自社コンテンツのオンライン化へ徐々に対応する事が必要です。
突発的すぎるとユーザー側からの指示も得られないケースもあります。
体験型のサービスなどは昔から存在こそしていましたが、技術による表現力やコスト面、認知度が低かったせいもあり当時はあまり受け入れられませんでしたが、現在ではARやVRの進化もあり、大きなコンテンツへ成長しました。
アイデア一つで大きな結果を生み出すオンラインコンテンツは、まだまだ未開拓の部分もあり、進歩し続けて行くコンテンツだと思います。